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自動パーツクリーナ
異物クリーナ特定製品用クリーナ

自動パーツクリーナ

TAS-128 APC-M

人手に頼っていた部品・製品のクリーニングを自動化

特徴
■部品の全面を隈なくクリーニング
■高い除塵率
■~5,000個/hrの高速連続処理
■部品の静電気も同時に除去
■払った異物をその場で回収
■様々なサイズのパーツフィーダーに簡単設置可能
用途
電子部品・精密機器
食料品
医療・衛生・製薬

特徴詳細

部品の全面を隈なくクリーニング

従来のエアブローによるクリーニングの欠点である除塵ムラを克服し、全ての部品の全ての面を均一にクリーニングします。

高い除塵率

濃密なイオンを含むイオンエアブローによるクリーニングであるため、静電気で強力に付着した異物も効率的に除去します。部品や製品に纏わりついたエアブローでは除去しにくい繊維状異物も除去可能です。

高い除塵率

最大5,000個/hrの高速連続処理*

流れてくるパーツを連続的にクリーニングします。最大処理能力は5,000 個/hr に達するため、大量生産ラインに適応可能です。パーツクリーニングのための作業者を確保する必要がなく、工場の省人化につながります。
* ワークの形状やサイズ重量によって異なります。

部品の静電気も同時に除去

強力なイオナイザー(除電器)を搭載しており、部品の静電気も徹底的に除去します。フィーダーボウルへ投入する際の部品は静電気を帯びていることが多いため、投入後に部品同士が、あるいは部品がフィーダーボウルに貼り付いてしまうことが多々ありますが、これを防止することが可能となります。また、静電気に弱い電子部品の静電気を除去することで、静電破壊を防止しながら安心して部品供給することができます。

払った異物をその場で回収

払った異物をその場で回収するため、ホコリを撒き散らすことなく周囲の環境を清浄に保つことが可能です。部品の静電気も除去されるため、異物の再付着が発生しません。

様々なサイズのパーツフィーダーに簡単設置可能

部品のサイズ・量に合わせて、様々なサイズ・形状のパーツフィーダーが使われますが、本機は3 種類のサイズから適切なモデルを選択して柔軟に対応することができます。また、水洗式のクリーナと異なり、煩わしいメンテナンスが不要であり高額なランニングコストも発生しません。フレキシブルアームを用いてクリーニングしたい位置に配置するだけの簡単設置ですぐにクリーニングを開始できます。
* クリーニングヘッドには、エアホースを接続する必要があります。

様々なサイズのパーツフィーダーに簡単設置可能

精密機器、医療機器、食品容器等に使用される部品は、製品の特性上、異物が付着していると品質問題を引き起こすため使用前に付着異物を全て取り除く必要があります。大量に生産・使用される小型部品の全てをクリーニングすることは簡単ではなく、現場毎に様々な手段を用いて対応してきました。

例えば、もっとも多く採用されているのが、大量の部品を網かご等に入れ、作業者がエアーガンを用いて外からまとめてホコリ払いをするという方法でしょう。ただし、大量に山積みされた部品の奥まで均一にクリーニングすることは極めて困難です。そのため、特に異物を嫌う部品においては、結局は部品を1個ずつ手に取って確認し、必要に応じて個別に再クリーニングしなければなりませんでした。
 一方で、まとめて水洗するという方法もありますが、洗浄後の部品を乾燥させるために時間・費用を浪費する、設備の維持・管理が大変である、浮いた異物が部品に再付着してしまうといった課題があります。

以上のように、大量の部品に付着した異物をムラなく均一に除去するためには、最終的には人の手で個別にクリーニングするしかないというのが実態です。配置人員・作業効率・品質確保の観点から、多くの製造現場の悩みの種となっています。

この深刻な問題を解決するための決め手となるのが、TRINCの『自動パーツクリーナ』です。
TRINCの『自動パーツクリーナ』は、自動機・ロボットへのパーツ供給で活躍するパーツフィーダーと組み合わせて使用することで、人の手をかけずに自動で何千、何万という大量の小型部品をクリーニングすることが可能となります。
クリーニングされた小型部品は、そのままパーツフィーダーに戻されるので、既存のパーツフィーダー上に配置するだけで、現行の設備・工程を大きく変更することなく、設備トラブル解消や製品品質向上が実現可能です。

自動パーツクリーナの使用イメージ

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