空間トリンク(ルームレスクリーンルーム)
XXXX=0155/0250/0390/0530/0950/1510/1930
世界初の防塵装置
空間のすべての静電気を強力に中和
自動車産業、プラスチック、ガラス…あらゆる分野の静電気・異物対策に
■無風除電®
■超小電力
■無漏除電®
■空間除電®
■ワンタッチクリーナ
特徴詳細
無風で静電気のない環境を実現
湿度が低下する季節に多発する静電気による不良発生。設備の安定した稼動や品質のため には静電気対策が不可欠です。空間トリンクは作業時間をまるごと除電して、どんな季節でも 梅雨時のような静電気環境を実現します。
クリーンルームと比較して圧倒的に低コスト
クリーンルームの導入には高い初期設備投資が必要ですし、完成後は電力代など高いランニングコストに悩まされます。空間トリンクは別の名を「ルームレスクリーンルーム」と言いま すように、壁の無いクリーンルームです。従来のクリーンルームは外部からホコリが侵入す るのを防ぎ、ホコリ不良を防ごうとします。空間トリンクは逆転の発想で開発されました。即ち、ホコリが舞っていても付かなければ不良は起きない。ホコリが付くのは物体の静電気と ホコリの持つ静電気が引き合うためであるから、両方の静電気を中和してやればよいと考えました。答えは図星でホコリ付着は劇的に減少しました。
ここにルームレスクリーンルームが登場しました。
加湿は無用
湿度が高ければ静電気を押さえることができるため、工場全体の静電気対策は加湿が一般的でした。しかし、工場によっては湿度を上げることができなかったり、水分が品質に悪 影響を及ぼす場合もあります。TRINCはイオンによる静電気の中和で湿度不要の乾燥環境での静電気対策を確立。異物(水分などの媒体)を用いることなく大きな除電能力を発揮します。
リストストラップから解放
人類始まって以来の静電気対策手法であるリストストラップから解放されます。これは画期的なことです。作業者が紐で縛り付けられることも無く自由に動き回ることができます。屋台生産方式や生産革新手法で採用された新しい工場スタイルは作業者中心の世界です。従来からの作業者が縛られワークが動くという旧来の姿は一新され作業者も自由になりました。空間トリンクは工場内のいたるところにイオンを放射し拡散させます。空気イオンは工場内のいたるところに飛び交っています。言い方を変えれば、工場内の空気は導電性を持ち始めます。人体やワークが静電気を帯び始めると即座に近くに飛んでいるイオンが吸収され、あたかも静電気は空気中に抜けてしまったようになります。もはやリストストラップで人体をアースする必要はなくなりました。作業者の解放です。
無風トリンクでホコリ不良を低減
TRINCの基本思想である、「除電に風は無用」を具現化しました。風が吹いていないと除電できていないというのは間違った固定概念です。実際には風はクリーン環境にとって大敵。除電にはイオンのみが必要で、風は無い方が良いのです。TRINCは従来の間違った固定概念を打破するため、「無風除電」を提案し、多くの現場で好評をいただいています。
空間レイアウトが自在
1組の空間トリンクを最小構成として、複数の空間トリンクの組み合わせによって無限に拡大が可能。無電空間(静電気の無い空間)を自由自在に拡張できます。工場レイアウトにあわせ、どんな形状の空間でも自由に対応できます。
イオン極性を最大限に利用するためには、イオナイザー(除電器)の極性の同期をとる必要があるのですが、TAS-821 SFSシリ ーズは複数のイオナイザーをリンクケーブルで簡単に接続できる専用ポートを装備しています。簡単な接続でそれぞれのイオナイザーが放射する+と-のイオンを同期させ、強力で広範囲の除電を可能にしました。
ホコリを不活性化してホコリの付着しない環境を実現
壁のないクリーンルームの実現。
すべてのホコリ、パーティクルは不活性化されます。「なぜホコリがワークに付着するのか?」
TRINCは、この根本的な問題に注目し、ホコリ付着のメカニズムを分析。この結果、浮遊する帯電したホコリがワークへ吸着することがわかりました。
つまり、浮遊するホコリごと空間を無風で(無風トリンク)除電すればワークへのホコリ付着は防止できるのです。
風はホコリを拡散するため、避けなければなりません。
この発想から、TRINC独自のルームレスクリーンルーム「壁の無いクリーンルーム」が生まれました。
空間トリンクの解説はこちら
EC指令CEマーキング適合
低電圧指令及びEMC指令に対応しています。環境対応型モデル(RoHS)
RoHSに適応した環境対応モデルになりました。さらに安心して使用していただけます。
製品番号(型番・形式)
0250
0390
0530
0950
1510
1930