自動車バンパー塗装工場での塗装不良が85%減少

大手自動車メーカーの自動車バンパー塗装工場において、ブツ不良を削減するために除電ガンを用いたホコリ払いが実施されていました。より異物を除去できる除電ガンを採用するために、塗装前工程で様々なメーカーの除電ガンを評価していましたが、思うように塗装不良が解消さずにご不満を抱えている状態でした。 その中でTRINCのガントリンク (TAS-21 GCB)を試したところ強力な除電効果で異物不良を大きく減らすことができたのですが、エアーで異物を吹き飛ばすことのデメリットを認識されていた現場の方は、さらに改善したいという野心を抱かれ、製品に付着した異物を吹き飛ばすのではなくブラシでこすり取って真空で吸引するバキュームトリンク (TAS-1739 VCB )による評価を実施されました。

取り除いた異物を外部に漏らすことがなく、さらに多少粘着性のある異物も強力に擦り取るバキュームトリンクの効果で、塗装不良の85%低減という大きな改善が得られ、驚いたこの工場では全ラインへの導入を決定されました。