医療・食品・日用品
カップ麺シュリンク包装の異物混入クレームゼロを達成
食品メーカーのカップ麺製造工場での事例
ある大手食品メーカーでは、カップ麺のシュリンク包装内に毛髪が混入していたというクレームが毎月数件寄せられており対策が急務でした。 そこで、あるカップ麺製造工場で空間除電の空間防塵効果でシュリンク包装工程における毛髪混入が防げないかを評価しました。複数あるラインのうち1ラインのみに空間トリンク (TAS-811 SFS)を設置して3ヶ月間検証したところ、市場クレームがゼロになりました。一方で、空間トリンク未設置の他のラインはクレームが変わらず発生してしまいました。 調べてみると、空間トリンクを設置したラインでは、清掃時に床に落ちている毛髪類が明らかに多くなっていたことが確認されました。従来は静電気で製品や作業者に吸い寄せられて付着していた毛髪が、空間除電の空間防塵効果により床にそのまま落下し、市場クレームを防いだものと考えられます。 |