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ヘッドランプ成形後の乾燥炉内の異物付着が激減し塗装不良も大幅減
自動車ヘッドランプ製造メーカー事例
ヘッドランプ製造工場において、ユニット内部や樹脂レンズコーティングへの異物混入が問題となっていました。特に、レンズへコーティングを施す際に異物が付着してしまうと、後から容易に取り除くことができないため対策が急務でした。 そこで本工場では、成形後のレンズへの異物付着を防止するために、バートリンク (TAS-311 BAM) を設置しました。無風除電で強力に除電できるため、異物付着防止に大きな効果が得られました。また、有風除電で問題となるワークの急冷による変形の心配がないことも決め手になりました。 さらに、塗布したコーティングを乾燥させるための炉内に、耐熱トリンク (TAS-804 SFS-HT200, TAS-306 BA-HT200)を設置しました。これにより、乾燥工程でのホコリ付着が大幅に減り、その後の塗装工程でも歩留まりを改善することができました。この成功事例は、他工場にも水平展開される計画となっています。 |