自動車
成形品の色むらや表面筋状模様発生による不良が32%減少
自動車用・高意匠&精密製品用樹脂成形品メーカーのタイ工場での事例
樹脂部品メーカーのタイ工場において、カーナビ周辺の樹脂パネル部品が製造されています。樹脂部品を成形する際に、材料であるペレットに発生する静電気が原因で色むら等の成形不良が発生し、たいへんお困りでした。
樹脂ペレットがホッパーへ吸引搬送される際に、ホースとペレット、そしてペレット間同士で激しく衝突を繰り返すため、ペレットには強烈な静電気が発生し様々な問題を引き起こします。今回の事例では、ペレットの種類(色や成分)によって静電気の発生具合が異なることから、それに伴ってホッパー内部への静電気吸着度合いも異なり、結果として成形機へ投入されるペレットの配合割合が乱れ色ムラの発生に繋がっていました。
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