医療・食品・日用品
カテーテル組み立て工程の手直しが30%削減
特殊医療機器メーカーでの事例
医療機器であるカテーテルは、製品の特性上、異物が付着していると大きな問題を引き起こす可能性があります。そのため、カテーテル製造工場では異物対策に細心の注意が払われています。 しかし実際には、たとえクリーンルーム内での作業であったとしても、人の手で組み立てることの多いカテーテル生産ラインでは異物付着が避けられませんでした。 そこで異物付着を回避するための新しい対策としてカテーテル組立ラインに空間トリンク(TAS-811 SFS)が導入されました。すると、空間除電がもたらす空間防塵効果が作用し、組立工程における異物付着が抑えられ、結果として検査後の手直し作業を30%削減することに成功しました。 この大きな改善効果を受けて、カテーテル組立工程の他、ガイドワイヤの生産ラインへの水平展開が決定しました。 |