エレクトロニクス
湿式洗浄からTRINC方式に切り替えて省エネ・省人化を達成
精密機器メーカーの水晶振動子デバイス製造工場での事例
水晶振動子デバイスを製造する工場では、素子を格納するトレーの除塵工程で多くの問題を抱えていました。これまで、トレーを除塵するために水洗式のクリーナを使用していましたが、洗浄後の乾燥工程に時間や場所が必要であること、近年の洗浄液の廃液に対する規制が厳格化しており対応を迫られていること、一連の作業をこなすためには作業者を複数名割り当てる必要があることが大きな問題として認識されていました。 |
同様の洗浄工程は、国内、および海外工場にも多数あるため、今後はTRINCのトレークリーナを標準のトレー除塵装置として設定し順次水平展開される予定となっています。