人手に頼っていた医療機器用トレーのクリーニングを自動化

トレーメーカーの医療機器用トレー製造ラインでの事例

医療機器カテーテルはトレーごと手術室に持ち込まれるため、トレーへの異物付着が許されません。本事例のトレーメーカーにおいても、カテーテルメーカーから異物を無くすように強く要求さていました。 そこで、カテーテル用トレー生産ラインには除塵のための複数人の作業者を割り当て、エアガンによる手吹きクリーニングで対策してきました。しかしながら、人手によるクリーニングは時間と労力を浪費するだけでなく、どうしても作業ムラが発生するため、結局は狙った通りに異物付着を無くすことができませんでした。

長年苦しめられてきたカテーテル用トレーの異物問題ですが、TRINCのトレークリーナを導入することで状況が一気に改善しました。決め手となったのは高い除塵能力をいつでも安定的に発揮できるという特徴です。人の手で入念に時間をかけて除塵した場合と同等以上のクリーニングが、自動かつわずか数秒という短時間で完了できるため、異物不良撲滅と省人化の両面からたいへん満足されています。