静電気の物理
2-6 クーロンの法則
クーロンの法則
静電気学の基本と言うべきものがクーロンの法則です。クーロンの法則とは、1785年にクーロンによって見出された電荷と電荷との間に働く電気力の大きさ、向きに関する法則です。2点の電荷の間に働く電気力は、それらを結ぶ線上に働き、その向きは、プラス電荷同士の間には斥力(反発力=互いに遠ざけようとする力)が生じます。マイナス電荷同士の間にも斥力が生じます。 プラス電荷とマイナス電荷の間には引力(互いに引き付けようとする力)が働きます。力の大きさは、各電荷量に比例し、電荷間の距離の2乗に反比例します。これをクーロンの法則といい、この力をクーロン力といいます。
電気力線
電気力線(でんきりきせん)の原理を理解することも大切です。電気力線とは、電気力の分布を視覚的に表現、理解するための仮想的な線をいいます。電荷には一定の電気力線があり、1クーロンの電荷に対して約1130億本の電気力線があります。 電気力線は、プラス電荷からは放射状に外向きに出ており、マイナス電荷には放射状に内向きに入っています。電気力線はプラスの電荷から出てマイナスの電荷で終端します。電界の強さは電気力線密度(電気力線の濃さ)で決まります。電気力線の数は電界X面積です。
静電気を除去する製品
バータイプ | デスクトップタイプ | ハンディタイプ | ||
TAS-311 BAM |
TAS-812 SMT |
TAS-21 GCB |
静電気が原因の問題と解決事例
ホッパー内の材料が 静電気で貼りつく |
更衣室での静電気による 毛髪付着がなくなった |
|
a静電気による 電子基板の破壊を防止 |
作業中の 静電気ショックをゼロに |
|
お問い合わせ
この記事を書いたのは
私たちTRINCは、異物・静電気対策の専業メーカーです。異物×静電気問題から解放された理想的なものづくり環境を構築するための独自技術で、現場で日々問題解決に取り組む方々を全力で支援します。 企業概要ページはこちら |
監修 経歴 |
高柳 順 名古屋大学大学院工学研究科量子工学専攻卒(工学博士)。専門は量子工学・応用物理学。名古屋産業科学研究所研究員やアイシン精機(現アイシン)を経て、株式会社TRINC(トリンク)現社長。 |
「静電気の測り方」 |
基礎知識のトップに戻る |
「誘電体に働く力(マクスウェルの応力)」 |