空間除電Ⓡ
空間トリンクによる静電気問題の解決事例
空間トリンクによる異物問題の解決事例
代表的な空間トリンク(空間イオナイザー)
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空間トリンクとは?
「なぜホコリがワークに付着するのか?」TRINCはこの基本的な問題に注目し、ホコリ付着のメカニズムを分析しました。
結果、浮遊する帯電したホコリ(活性ホコリ)がワークに付着することが判明。つまり浮遊するホコリごと空間を除電すればワークへのホコリ付着を防止できることがわかりました。 この発想から「ルームレスクリーンルーム 、壁のないクリーンルーム」が生まれました。ホコリを不活性化してホコリが付着しない環境を実現します。
空間トリンクでホコリがつかない
空間トリンクなし | 空間トリンク稼働中 | |
ワークに見立てた樹脂板に、発泡スチロール製の擬似ホコリを至近距離に落下させた実験映像。空間トリンク未使用時では、樹脂板、擬似ホコリともに帯電して吸着と反発を激しく繰り返し、樹脂板への付着も夥しい。 | 未使用時と同様に擬似ホコリを樹脂版の至近に落下させているが、周辺空間を丸ごと除電する空間トリンクの働きによりホコリの樹脂板への付着はまったく見られない。ホコリは揺動もなく、静かに落下している。 |
・プリント基板加工時の付着異物が99%減少
・成形品保管時の異物付着が一目でわかるほど劇的に減少
・カメラ用レンズ貼り合わせ工程で異物付着が減少しクレームがゼロに
・カップ麺シュリンク包装の異物混入クレームゼロを達成
・カテーテル組立工程の手直しが30%削減
・更衣室内でのクリーン服への 毛髪付着が無くなった
ホコリ払い工程に最適
ワークへ付着したホコリをエアガンで吹いても、帯電したホコリは舞い上がって、今度は裏面に回り込み、再度ワークへ付着してしまいます。従来不可能とされていた、この「回り込み現象」のホコリを不活性化することで解決します。 |
従来のイオナイザー(除電器)はほこりがワークに積もる?
従来のバー型イオナイザー(除電器)はワークの真上にイオナイザーを置くレイアウト。イオナイザーにホコリを吸い寄せる性質の高圧部があり、この部分にはホコリが滞留してしまいます。ワークの真上にイオナイザーを配置してしまうと、ここにたまったホコリがワーク上に落下して不良を引き起こすことがあります。この現象に対し、空間トリンクはワークの真上からイオナイザーを逃がしたレイアウトで対処。使用環境がクリーンルーム/クリーンベンチなら無風除電®で層流を乱すこともワーク上にホコリをまき散らすことも無い最高の環境を創ります。 |
イオン特性を利用して空間内をくまなく除電
リンクポートで自由なレイアウトを実現
空間トリンクはイオン極性の同期をとることにより効果的に除電する空間を拡張可能です。イオナイザー(除電器)の同期を簡単にとれる「LINK PORT」を装備しています。それぞれのイオナイザーが放射するとプラスとマイナスのイオンを同期させ、強力で広範囲をくまなく除電することを可能にしました。クーロン力を利用する改良型直流方式ならではのイオン放散能力で異形空間への対応も万全です。空間トリンクの製品ページへ |
TRINCの空間除電Ⓡを用いた改善効果が2022年度 省エネ大賞 経済産業大臣賞を受賞
空間除電®=「ESGの有力手段」が実証される
株式会社 豊田自動織機 安城工場様の改善事例
湿度が高ければ静電気を抑えることができるため、工場全体の静電気対策は加湿が一般的でした。しかし、工場によっては湿度を上げることができなかったり、水分が品質に悪影響を及ぼす場合もあります。また、電力と燃料代が高いという問題があり早急に改善すべき課題であります。この課題に対して、TRINCはイオンによる静電気の中和で加湿不要の乾燥環境での静電気対策を確立。異物(水分などの媒体)を用いることなく大きな除電能力を発揮します。この問題はすでに各方面に認知され、豊田自動織機様の成功事例である「空間除電による工場内空調管理の緩和」が2022年度の省エネ大賞 経済産業大臣賞に選定されました。その中で、加湿のためのLNG消費量を40%減少させたという大きな成果が報告されています。
標準モデル | 高精度タイプ | 防爆認定 | ||
TAS-811 SFS |
TAS-821 SFS |
TAS-83 SFS-EPA |
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耐熱 | デスクトップ | |||
TAS-804 SFS-HT |
TAS-810 SMT-SFS |